十二月十二日

 昨夜から地獄的な落ち込み。昨日は歯の治療だったが、夕食後、歯に被せていた詰め物が取れてしまった。そこからはもうただただ不安と恐怖心で過ごした。しかも日曜はその歯科は休みなので、その不安が今日一日続く。こりゃまた白髪増えるぞ。

 ネットで調べる限り、それほど心配しなくていいということだし、家族も僕の心配を馬鹿にするけど、最近弱っているところにこれだから気持が折れてしまった。不安でいるのは余計よくないと頭では分かっているけど。

 今日は一日安静にしているつもり。俳句を作ろう。

 

 今回の歯のことを通じて自分の今後の生き方は結構変わるだろうなと予感する。傍から見れば単なる一本の虫歯なわけだけど、僕にとってはかなり大きな事件だった。特に今回精神的にかなり落ち込みを味わったので、いろいろ考えないわけにはいかなかった。体のことはほんと弱ってしまう。知識のないことだからちょっとのことが大きな不安になる。医者が聞いたら笑うことかもしれない。でも、そんな患者けっこう多いんじゃないか。

 ネガティブなことでも書くと気持が少し晴れる。これが考えるだけだとなかなかそうはいかない。書くことと考えることの違い。(2010.12.12)