2019-03-30から1日間の記事一覧

『こぶたのポインセチア』フェリシア・ボンド

みんながいると狭く感じるのに一人だと広すぎるもの――。 こぶたのポインセチアは両親と六人の兄弟姉妹と住んでいる。大好きな本をゆっくり読んでいられないポインセチアは腹を立てて・・・。 一人きりになることに成功したポインセチア。最初はお気に入りの…

六月三十日

年齢を考えれば僕ももういい大人だ。鏡に映る自分はもう少年ではない。だが僕の内面はいまだに子どものままだ。中学生以来ほとんど一人で過ごしてきたため、年相応の付き合いもしてこなかった。僕という人間は非常に偏っている。(2012.06.30)

『親子でとりくむ読書感想文 誰でも書ける楽しく書ける』村上淳子

これで読書感想文の本も四冊目くらいか。さすがにもう目新しいことはほとんどない。「子どもたちの力を引き出していくのが、われわれ大人たちの大事な仕事」と考える著者が実際に開いている「親子で取り組む読書感想文の書き方講座」を下敷きにして、講座形…

『新聞の読み方上達法』熊田亘

続けて新聞の読み方本。こちらも一冊前の本と同じく高校生の年代向けに書かれている。前の本が新聞についてのエッセイ的な面が強かったのに対して、こちらは新聞についての入門書・基本書といった感じ。新聞にはどんな記事が載っているか、報道記事を読むと…

『新聞の読み方』岸本重陳

新聞の楽しみ方についてたくさん学ぶことがあった。 著者は「イフ・アイ・ワー」を心に刻んで読むということを書いている。つまり、自分なら・・・と考えてみること。新聞記事の感想文の書き方のヒントから著者自身による記事の読み解き実例まで、新聞を読ん…

映画『家の鍵』

見ていた時も見終わった今も何か胸のあたりにつっかえるものがある。映画が見せてくれているもの。自分の頭で想像していることと、現実との間にあるだろう距離。あの二人はこの後どうなっていくんだろうと思う。映像の質感が好きだった。(2012.06.26)

映画『サン・ジャックへの道』

母の遺産を相続するためにそれぞれ別の生活をし、仲もよくない兄妹弟が巡礼ツアーに参加するのが物語の始まり。映画はその三人を含めたツアー参加者とツアーガイドの道中を描いている。最初バラバラだったツアー一行も最後にはバラバラではなくなっている。…

六月二十五日

どんなふうに生きたいか、つまりどんなふうに頭や体を使いたいかということを基準に考えていけば、生活のスタイルというのも自然と決まってくるように思う。(2012.06.25)