絶賛苦悩中‼︎ 俺のための本⁉︎『社交不安障害』岡田尊司

    朝、いつものように新聞を流し読みしていると『社交不安障害』というタイトルの本。ああこれだ俺のしんどいのは。紹介内容を見ていると岡田尊司という著者名が。この人、大学時代に講義を受けたことのある人だ。パーソナル障害なんかの分野の人で、当時から出す本が新聞に載ったりしていた。俺は自分が対人恐怖症でその原因が親子関係にあると感じていたから、彼の著書には興味があったがなんとなく読むことなく過ごしていた。たぶん今度の本も読まない。自分の悩みにど真ん中ストレートの本だと思うが、なんだろう、相性とでもいおうか。

    で、社交不安障害、これ、前から社会不安障害と呼ばれていたもので一応の知識は持っている。岡田氏の今度の本は、この社会不安障害をより対人恐怖症に近いかたちで読みかえたものらしい。まさに日常の近しい人たちとのコミュニケーションに困っている俺にはドンピシャなわけだが。

    学校のクラスや職場で一人になってしまうことに悩んでいる人は多いと思う。コミュ症なんて言葉もあるくらいだし。要は雑談レベルのコミュニケーションが取れない。雑談なんてできなくてええやん、という人もいるだろうがよっぽど芯の強い人じゃないか。もしくはそんなことに全然関心のない人か。俺みたいに人とうまくやっていきたいけどできなくて浮いてしまう人は、なかなかそうは割り切れない。俺だって何度も強くなりたいと思った。一匹狼的に生きたいと願った。だが、できない。結局うじうじ悩んで、自信をなくして自分をこじらせ休学したり、ひきこもったり、退職したり。今もまさにそれで仕事辞めたいなーの真っ最中。特別な才能でもあれば、一人に近いかたちで生きていけるのかもしれないが、俺みたいな凡人にゃそれもムリ。生きていく以上、人と関わりながらやっていくしかない。というわけで、まだまだ悩みながらの邁進は続く。