2020年3月21日

言葉にすることの難しさ。言葉にした途端に薄っぺらくなる。それは、そもそも僕の意見が薄っぺらいから? それとも、伝える技術の拙さ(思いと語る言葉とのズレ)のせい? 

喋った後で、自分の感じていることと表に出た言葉とのズレに戸惑う。伝えたかったことをうまく伝えられなかったという思いにとらわれる。もっとうまく説明する技術があればな、と思う。一方で、どれだけ言葉を尽くしても、うまく伝えられることはない、という気もする。

言葉は、「ほんとうのこと」の周りをぐるぐると回っているばかりだ。言葉はあくまで代替であり、「ほんとうのこと」は言葉以前の領域なのだから。