日々の疲れ

疲れているとあんまりいいことは考えない。そういう時には、普段押さえ込んでいる(押さえ込んでいない?)ネガティブな思いがなんの抑制もなく思考の前面に湧出してくる。それを改めて否定するのもバカらしくただ流れるがままに任せている。出るものは出してしまったほうがいい。もちろんその思いに任せて行動までしてしまうと良くないが。思いとして出してやる分には無理に抑え込むこともない。風邪になればウイルスが出ていくまで熱は出るものだ。それは身体の正常な反応である。悪い(悪くない?)思いが出ていく時に精神が落ち込んだり(かえって高揚したり)するのもまた当たり前の反応だろう。思いに囚われず流していけばいい。流れが止まると水は澱むが、絶えず流れる川は汚れを溜めない(そもそも流れている水が汚れている時はそれに当たらないが、その元に溜まった汚れも、流れに流れてやがては美しい川になっていくのが人間の運命ではなかろうか)。ただ自然に任せて、慌てふためくことなく生きていけばいい。