一月二十七日

 外から見れば、やっぱり僕はまだ子どもなのだと思う。自分の殻に閉じこもっているというか、外の世界と自分とのあいだに見えない膜があって、僕はその膜の中から世界を覗いている、という感じ。僕はまだ親の背中に隠れて恐る恐る世界を覗いている子どもかもしれない。(2011.01.27)