六月三十日

 年齢を考えれば僕ももういい大人だ。鏡に映る自分はもう少年ではない。だが僕の内面はいまだに子どものままだ。中学生以来ほとんど一人で過ごしてきたため、年相応の付き合いもしてこなかった。僕という人間は非常に偏っている。(2012.06.30)