『ピグルウィグルおばさん』ベティ―=マクドナルド

 親が手を焼く子どもの行動をピグルウィグルおばさんが素敵なアイデアで解決していく。中山知子氏の調子のいい訳文でスイスイ読める。

 最初と最後の話を除いて、物語の展開は、子どもの問題行動(ちらかし、けちんぼ等)に困る親→親が知り合いに電話で相談するが、良い答えが出ない→ピグルウィグルおばさんを紹介される→ピグルウィグルおばさんからアドバイスを受ける→問題解決、となっている。ちょっと「??」な話もあった。というのは「魔法の粉」や「魔法のシロップ」のようなもので問題が解決する話。それは反則じゃないのと思ってしまった。(2012.05.30)