五月十二日

 昼、父と名阪上野ドライブインにある「おすみ」という店までホルモン定食を食べに行った。

 白ご飯、アサリ汁、ホルモンとキャベツ炒め、漬物のセット。ご飯は大盛りサイズとはいえ980円は少し高いかな。でも、味は美味しかった。甘みのある焼肉タレ風のタレとこれまた甘みのあるホルモンの脂身とが合わさって白いご飯によく合う。アサリ汁はあっさり目でこってりのホルモン炒めにはちょうどいい感じ。

 にしてもホルモンというのはやはり噛まなければならないなあ。数えてたら一口百噛み越えもあったくらい。さすがに顎が疲れた。

 

 一人一人の体は必ずしも教科書的に正しくはない。その正しくないところをここもダメ、あそこもダメと気にして不安になって、そのつど医者に治してもらう。こういうやり方はなんていうか後ろ向きな健康への取り組みだと思う。そうじゃなくて、もっと前向きな取り組み方もあるだろう。まず、自分の体を受け入れる。そして自分が自分の体の主人公になる。その上で、治すべきところは治せばいい。その時も医者任せにするのではなく、あくまで自分の体に責任を持つのは自分自身である。

(2012.05.12)