『知りたがりやのガン患者』種村エイ子

 読んでいて元気をもらえる本。ガンの本だけどめそめそしていない(文体のせいだろう)。そして「知る」ということが、人が主体的に人生を過ごしていく上でいかに大切かを教えてくれる本だった。著者は良くも悪くも(?)言いたいことを言う人。それがこの本の面白さにもなっている。(2012.05.11)