三月三十一日

 今日は久しぶりの道を歩いた。イヌノフグリは木陰で眠っているようだった。勝手神社は道路脇にあるけれど、その土地は道路からは少し高くなっている。神社は住宅地のそばにあって、しかも住宅街とは違った空気と時間の流れがある。寺よりも神社のほうに特別な空気を感じる。それはあの赤い柱や周りを木々にくるまれているせいかな。

 

 夜。なんだか落ち込む。久しぶりだな。こんな否定的な気持。でも、どんな些細な気持も、今はもう目を逸らしたくない。自分は大丈夫だと思う。今、僕は自分を信頼しているから、安心して不安になればいい。(2011.03.31)