2020-08-31 生命 この命の先端で震え、生かされている自分、もはや自分でさえなく、ただ連綿と続いてきた生命の営みの最果て。闇雲に触手を伸ばし、世界を感知し、おのれを切り離し、ようやく手に入れたこの自分という不確かな存在を、曖昧な輪郭を、