9月18日

土曜の仕事はいつものごとく死ぬほど遊んで終わった。遊んで遊んで遊んだ。押せと言われればブランコに乗った子の背中を押し、肩車と言われれば肩車をし、鬼と言われれば追いかけ、お化け屋敷ごっこで悲鳴を上げ、カエルを捕り、フリスビーをし、ボールを投げ、自転車を押して一緒に走った。髪を引っ張られ、眼鏡を飛ばされ、服を濡らされながら遊んだ。子どもたちは飽くことなく遊んだ。

帰りの道路は空いていた。夜がだだっ広く拡がっていた。俺はゆっくりと車を走らせた。