日記

年末年始と昨年に続いて京都で過ごしています。

今日は午後2時から西本願寺の聞法会館で法話を聞くことにしていました。それまでの間、ずっとホテルの部屋で過ごすのも何なので、午前中、渉成園を見学しに行きました。庭園の外にはビル群が見え、造られた当時とは随分その景色も違っていることでしょう。渉成園を出て、まだ時間が少しあったので六波羅蜜寺まで足を延ばすことに。途中、路地に迷い込んだのですが、路地というものは本当に良いものです。そこには永永と営まれてきた生活の匂いや音や空気があります。それらがとても親密な空間を作り出しているのです。大通りにはない時間が路地には流れているように感じます。六波羅蜜寺には私の親しみを抱いている空也上人の像があるのですが、行ってびっくり。物凄い人なのです。本堂を参拝するにも大行列に並ばなければならず、法話の時間のこともあったので今日のところはただその外観を見物するだけにしました。聞法会館では法話を聴き、和歌山の門徒さんからの蜜柑を頂戴しました。